ATBツアラー(26HE×1.5) の整備手帳

機材
京都ビゴーレのATBツアラーの整備手帳

2022年5月16~23日 ペダル Time iClicの分解

16日に乗ろうと思ったら、左ペダルがガリガリで自重では回転しませんでした。その日はシングルスピードから外したXpresso 6を付けて走りましたが、ベアリングを点検するためにペダルの分解に後日トライしてみました。

iClicは、キャップの矢印の反対向きに回すと外れるらしいが、なにせキャップが回らない。ネットでは工具を作ってる例が出ているので、真似してみる。キャップ外径が約27mmで、イレクターパイプが近く、その継手を加工してみた。5本溝にハメるネジは4M、念のためタップも立てた。

イレクターの継手とM4でIclicの分解工具を作る。
サイズ的には問題なかったが、ネジ部の接着が強過ぎ!て外せませんでした。

が、結局は外せず。もう、当該のペダルはダメになっても良いので、後学のために分解することに路線変更。ネットではウォーターポンププライヤーで回す人もいるんだけど、傷防止にウエスを挟むと空転してダメでした。ウエスなしの直に挟んで思いっきり握ったら回ったが、樹脂のキャップの一部は削れてしまった!

結局、プライヤーで直にキャップを挟んで、プライヤーを思いっきり掴んで回す。
無理ヤリだったので、樹脂のキャップは削れてしまった。

次は、べアリングの抜け防止のCクリップを外すのだが、小さくて難航した。モノタローで注文したクリックリングプライヤーは工具が大き過ぎて、結局クリップリングプライヤーとラジオペンチの2つを使って(かなり無理ヤリに)外した。

ベアリングを抜くには、Cクリップを外す必要があります。
Cクリップリングが細くて狭い箇所にあり、外しにくい

べアリングを抜くためのプラ―は持ってないので、これまたイレクターパイプでキャップ毎のベアリングを叩く。焼き入れではないので、外せた。

Cクリップを外したら、キャップごとイレクターパイプで叩くと外れる

Xpressoの上位グレードは奥にニードルベアリングがあるらしいのだが、このiClicにはそれが無かった。力のかかり具合を考えたら、これでも良いと思う。

分解したiClic。このモデルはベアリングは片側だけ、らしい。
ペダル軸の奥の方。ニードルベアリングらしいものは無さそう

Xpressoを使ってみたら、踏み面が大きく、ペダルとクリートの捻じれも軽く良い感じに思ったので、2世代も古いiClicは卒業して中古のXpresso 6に交換することにしました。(CrMoレーサーも軽く同じ症状が出ているので、こっちは中古のMavic Zxellium SLに交換。)

補足:交換するベアリングの例

  • 内側:NTN シールドベアリング 6801LLU
  • 外側:NTN ニードルベアリング HK0810

2022年5月13日頃 ブレーキ&シフトワイヤーの調整

(Odo 4646.6km)

試乗で決めたはずのフレームサイズだったけど、少し乗っていると大きいと思うようになり、一つ小さいサイズを買い直しました。購入時はカンテで組まれていたブレーキを、フレーム変更時にミニVに交換、その時にワイヤーを短くしてました。 その後、ハンドルを大きく切るとワイヤーが短過ぎると分かったのと、部品を外していたのでワイヤー調整に不自由を感じる事もあった。 今回は、ブレーキアジャスター SM-CB70を挿入する事とブレーキとシフトのアウターを交換し長さ調整しました。

ATBツアラーのワイヤー交換。併せてアジャスターを装着。
アウターはディスクカッターで切断すると、断面が平面になります。ただし、ワイヤーを固定してしまうと切断作業が出来ないので面倒ではあります。

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